いなもち医院便り
今月の興味を持っていること
2024-07-21
~ お寺の生活信条について ~
7月20日には身内の法事で診察開始時間を調整していただきました。
ご理解、ご協力いただき、ありがとうございました。
若いころは、それほど思わなかったのですが、この年になると仏教に
関係する言葉の深さに驚かされます。
例えば、命は自ずと繋がり調和し助け合っている。
身体がそうできている。
だから人間もそのように生きたほうが身体の理に合っておりストレスが
無く心身共にすこやかでいられる、
と要約できる内容があり、なるほどと思いました。
読経の前に紹介された3つの生活信条の最初は
、
『1日1度は静かに座って、身体と呼吸と心を整えましょう』でした。
この方法は、人生100年時代、健康寿命の前からストレスコントロール法
として臨床応用されている自立訓練法と全く同じです。
まるで2000年経って臨床医学がお釈迦様と出会ったようで印象に残りました。
診察で自主トレの際には呼吸を意識してと伝えています。
自主トレの時間が、身体と呼吸と心を整える時間になればと思います。
院長 稲用博史