いなもち医院便り
今月の院長が興味を持っていること
2025-02-20
~ 花粉症の早期対応を ~
厳しい寒さの中、今年も花粉が飛散し始めたようです。
2/23~24日の連休後に花粉の飛散が本格化するという情報もありました。
花粉症対策のために、花粉アレルギーが起こる仕組みを知っておきましょう。
花粉が目や鼻を通して体内に入ると免疫システムにより「IgE抗体」がつくられます。
IgE抗体は花粉に接触するたびに少しずつ体内に蓄積されていきます。
その花粉が一定量に達するとアレルギー反応を起こす「ヒスタミン」などの化学物質
が分泌され花粉症の症状を引き起こすのでヒスタミンの働きを和らげる薬で花粉症の
症状が押さえられるのです。
治療以外で症状が楽になるような方法も取り入れましょう。
今は高性能なマスクや、花粉症対策用眼鏡、花粉が付きにくい衣服などで花粉を体内
に取り込まない工夫が可能になりました。
また花粉症の季節は、健康習慣についていろいろと考えさせられますね。
睡眠や体温調節、運動、日々食べたり飲んだりしている食品を見直すことで、体調管理
や食材などから自分に合わないものを省いていける感覚と行動力が助けになります。
お勧めの花粉症対策を見つけれたら、いつでも聞かせて下さい。 院長 稲用博史
